不動産賃貸物件の借り方[参考]

イラスト

中古マンション・新築マンションやアパートなど、部屋を借りるまでの手順をおぼえておきましょう

■まず、自分がどんな物件に住んでみたいのか、などイメージを固めましょう。

お部屋さがしは、自分のライフスタイルを理解することから始めましょう。朝起きてから寝るまでのあいだに、自分がどんな行動をとるのか、その為に、何が欠かせないのか、じっくりと考えることが必要です。

勿論、立地条件も重要なファクターです。どの地区に住みたいとおもうのか、そのへんをある程度、かためておきましょう。

希望の地域がかたまっていないと、不動産を仲介する会社も物件を紹介しにくいのです

■家賃の相場を考える 

部屋探しをするときに、最も重要なのは『予算』です。

地域・地区ごとに家賃の相場はちがいます。同地域でも人気がある地域とそうでない地域ではそれなりの差がつくものです。

時々、的外れの条件・希望を出してくるお客様がいらっしゃいますが、1Rマンションの相場が6万円位なのに、4万円でさがしてくれといわれても部屋は見つかりません。

まずは、家賃の相場を見て、ある程度の見当をつけておきましょう。

■マンションにするのかアパートにするか、それとも一戸建が希望なのか

マンションとは、一般的に鉄筋コンクリート(RC)構造の物件をいいます。アパートは木造とか軽量鉄骨構造でできた建物を言っています。

同じ間取りでも、マンションと比較するとアパートのほうが家賃は2割程度安くなっています。

また、マンションは共益費や駐車場は別途かかるのが普通ですが、アパートの場合は家賃に含まれているケースが少しずつ多くみられるようになってきました。

また、構造が違うので住み心地は相当異なります。

防音性・保温力など、一般的にマンション物件のほうが優れていますが、最近のアパートでは、考えられた物件がおおくなってきました。新しいアパートでは、設備も含めて旧来のマンションよりも優れた物件が出て来るようになってきました

一戸建ても選択肢のひとつです。

マンションなどの不動産物件は、どうしても他の方との共同生活になります。

小さいお子様がいるご家庭など、まわりのかたに気を使うことも多いでしょう。

しかし、戸建てタイプであれば、階下にお住まいの方に気を使うことはありません。

もちろん、気を使うことが無くなる訳ではないのですが、メリットが、大きいといえるでしょう。

■間取を考えてみましょう。自分が今住んでいる部屋や、友人の家などを参考に考えてみてください。

風通しや部屋の向き、必要な部屋の数などを検討してみます。

自分の持つ荷物の量によっても異なりますが、予算があれば『大は小を兼ねる』ものです。

一部屋余分にあれば、『巨大なウォークインクローゼット』ができたようなものです。

その他、自分がしたい生活をイメージして予算とともに可能な間取りを考えておくことが重要です。

■賃貸情報誌やインターネット利用

さまざまな不動産/住宅情報誌がでています。

都会では特に、有効な情報源です。情報はあくまで参考に。

また、雑誌の住宅情報は『原稿の出稿から不動産物件が、掲載されるまで、約2週間かかる』ということを理解しておくことです。

加えて、掲載できる情報は限られています。実際の不動産の物件数は雑誌掲載情報の数十倍が店頭にあります。

やはり、電話・メールで問合わせたあとに、実際に足を運ばねば見つかりません。

◆中古マンションやアパートなど、物件の下見をするとき注意すべきこと。

この段階では、今まで考えてきたことが重要です。また、1日に不動産物件の下見のできる限度は3件から5件位と考えてください。それ以上、見ても、印象に残らないばかりか見れば見るほど混乱してきます。数多くの物件を見ることも悪くはないのですが、店頭で不動産物件資料を見た段階でその位にしぼりましょう。

また、下見の時に有効となるツールは『デジタルカメラ』や『ビデオカメラ』です。これらのツールを持ち歩くと、あとで検討する時に便利です。

不動産物件の下見は、担当の営業と一緒に行くのが一般的です。

下見の際に、不明点があればその場で聞くようにしましょう。

特に住宅リフォーム前の部屋を見る場合には、どの程度のリフォーム工事を行うのか、確認することが重要です。

下見には結構、時間がかかります。

十分な余裕を持って出かけましょう。

具体的には、5件ほど見て回った場合、最低2時間はかかると思ってください。

日没近くになると下見は困難になってきます。日没の前にすべての物件を見終わることができるような時間帯に設定しましょう。

■まだ入居中で(退去前)で部屋の下見ができない場合

不動産賃貸借契約には退去の予告というものがあり、普通、退去の1ヶ月前に予告が入ります。

その時点で入居募集を始めるため、タイミングによっては入居中で内部が見られないということが出てきます。

なんだかんだ理由を付けて下見が無くても契約や申し込みをさせるところもあるようです。

退去するまでは『予約』という扱いになります。そして、退去後に改めて内見の段取りとなります。

周辺の状況などを現地で確認し、中が見たいと思った部屋はチェックしておきましょう。

■周辺の環境チェック

不動産物件の周囲の環境は、やはり重要といえます。

自分が希望している事項は、正直に担当者に告げておくほうがいいでしょう。

■部屋のチェック

実際に部屋を見たときに注意する点が数点あります。

図面と印象が異なることは普通です。

広さは必ず自分で確かめるようにして下さい。

ドアや設備の状態のなど、気になるところは充分チェックしておきましょう。

担当者はすべての状況を把握しているわけではありませんので、気のついた点はその場で、言っていただけるとありがたいと思います。

■下見をした・・・次に

下見をして気に入った物件があれば、ひとつに絞ることになります。

部屋の状況によっては、入居が可能な時期が異なります。

自分が入居したい時期と可能な時期、それが一致しなくては住むことができません。

それらも含めて考慮し、部屋を決めましょう。

現在住まいしている住居が賃貸借であれば、その退去の時期も考慮に入れる必要があります。

それらの内容は、遠慮なく担当者に相談してください。

可能なこと、また不可能なことはそれぞれ出てきます。

すべて希望通りの物件など、まず無いと思ってください。

いろいろな条件中で、妥協できる点とできない点をリストアップして決めることが大切です。

■入居申込をする時には

部屋を決めたら申し込みをしなければなりません。

所定の『入居申込書』に記入して提出していただきます。

入居申込書は店頭にあります。

また、 入居申し込みに当たり『連帯保証人』が必要となります。

原則として、定職に就いている親族の方(通常はご両親など)になっていただいています。

入居申込書は必ず署名捺印が必要となります。また、本人確認書類として『免許証のコピー』をいただくことになります。

また、連帯保証人の方の自署捺印も必要となり、さらに連帯保証人の方には実印での捺印と印鑑証明書の提出が必要となります。

物件により、所得証明書や住民票の提出が必要な場合もあります。

■入居の審査

入居申し込みを行っても、すぐに住めるわけではありません。

申込書を頂いた後に、入居審査が行われます。

入居後のルールを守ってくれそうか、きちんと家賃の支払いはできるか等が主な審査内容です。

そのため、書面だけから判断するのではなく、来社時の立ち居振る舞いも考慮に入れます。

どんなに立派な会社に勤めていても、人物に問題がある場合お断りの対象になることがあります。

■入居申込はイコール契約というわけではありません

よく勘違いされるのが、入居申込=契約だと思われている場合です。

入居申込書には自署で署名捺印がされ、連帯保証人の自署捺印まで必要なために勘違いされる場合が、あります。

しかし、これはあくまでも『入居の意思』を確認するだけの書類です。

従って、入居申込の後でキャンセルすることもできますが、この段階でのキャンセルは余程のことが無い限りは避けるようにしましょう。

申込があれば、入居のための書類作成や部屋のリフォーム(リフォームがある場合)等の最終的手配に入ります。

軽はずみに申し込まれ、キャンセルをされると迷惑が様々な方にかかることがあります。

場合によっては、費用請求の可能性もありますので、くれぐれも慎重に検討した後に申込を行うようにしましょう。

■契約書をチェックする

不動産賃貸契約の時、必要となる書類は2種類あります。『重要事項説明書』と『賃貸借契約書』です。

入居審査OKとなると、書類作成にはいります。

その後、書類をお渡しする際にこの二つの書類が含まれます。

(別途、駐車場の契約書などや火災保険申込書等も考えられます)

連帯保証人の方と一緒にご来社いただける場合は問題ありませんが、連帯保証人様が遠方にお住まいの場合など、来社が難しいことが多いです。そんな時は、先に書類をお渡しした上で署名捺印をいただき、その後に全ての書類をお持ちいただいた時に説明を行うという方法を取るばあいが多いのです。

その為、書面がお手元に届きましたら内容を確認していただき、疑問点があった場合には、電話等でご質問して下さい。

また、契約期間・物件名など、間違いが無いか等も確認したほうがよいです。

禁止される事項や各条文・規約等、きちんとチェックしておきましょう。

あとで、よく問題になるのが、内容をよく読まずに契約し、後で文句等をいってくる人です。

不動産賃貸契約書には様々な事項が記載されています。その内容について理解をきちんとしておかないと、入居後に困ることがあるかもしれません。

基本的に、おかしな項目は無いはずですが、後に誤解を生じないためにも不明点について、確認をしておいたほうがいいです。

たとえ誤解であっても、契約は契約です。

貸主と交わした契約内容については、契約書にしたがうことになります。

いくら文句を言っても法的には、どうにもなりませんので、契約内容は重要といえます。

■不動産賃貸契約関係費用は・・・・・

不動産賃貸契約する時に、契約に伴う費用が現金で必要となります。

分割とか後払いとかは原則として一切認められません。

費用についての明細は、契約書とともに明細書が同封されます。そこに記載されている金額を契約日当日に書類とともにお持ちいただくことになります。

契約時に必要なお金は、おおむね下記になります。

・敷金

・礼金

・仲介手数料

・前家賃1か月分(翌月分)

・入居日までの日割り家賃(当月分)

・火災保険料

その他、別途費用がある場合があります。

■不動産賃貸契約が終了すると・・・

契約時に鍵が渡されます。これで入居日から住むことができることとなります。

ただ、注意点があります。

契約日と入居日がもし、異なる時は、仮に手元に鍵があったとしても許可無くして部屋の中に入ることが出来ません。

あくまで、入居日から借りているわけですですのでその日以前に部屋の中に入ることは原則として出来ないという訳になります。

従って、引越の都合なども考えて入居日を決めておく必要があります。

引越しも入居日以降でないと出来ません。

■ガス・水道・電気等の手続

電気と水道は、原則として入居日に開通されるように会社で手配します。

ですから手続きは不要です。

(ただし、物件によっては、異なることもあります)

しかし、ガスの開通は入居者の方がご自分で手配しなくてはいけません。

自分でガス会社に連絡し、開通の日を決めておくことになります。

開通日は、本人の立会いが条件となります。

また、ガステーブルなどの器具の設置が無い場合も開通できませんので、準備をしてから行うことになります。

また、月々の料金などの支払に関しては、直接各会社と手続を行なうことになります。

前のページへ戻る<<